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2006年12月23日 (土)

東京

気を取り直して、
そして、昨夜消え去ってしまった
幻のブログとは違う内容で。

一昨日紀伊国屋で
どっぷり浸かってしまい気がつけば数冊の本を抱え
悩み精査し、それでも新刊5冊。
Cover_1 発売前から気になっていたyomyom
表紙もめちゃかわいい。
私の会社のスクリーンセイバーもYonda?くん。
中身も、

私の好きな作家、川上弘美、梨木香歩、角田光代
ほか、江國香織、山本文緒、恩田陸などなど旬な作家陣
買うしかない!

他に、その梨木香歩の「水辺にて」そして、
この方も大大好き堀江敏幸「もののはずみ」
これ、帯のコトバもよくって「また、買ってしまいました。」と。
それから同じく大大大好き(もういい?)池澤夏樹「旅をした人 星野道夫の生と死」
以前から読みたいと思って、星野道夫さんもすごく好きで
なんというか、人として、すごく魅力のある方で
なので、ずっと読みたいと。
なので思い切って買いました。
年末年始のお休みに
編み物の合間に読みたいと思います。

そしてもう1冊
4289015808_2  これ、表紙。
らしくて笑える。
それで、うっかり不用意に開いてみると
いきなり東京タワーの写真。
心構えがなくて、すごくうろたえ
さめざめと泣く(笑)
やはり本屋は危険。

谷郁雄さんの言葉とリリーさんの写真。
谷さんの言葉は、冷静でよどみがなくて、向き合っていて切ない。
甘さを感じさせないほどの絶妙な甘さ配合具合で
その苦味が心地よい。

写真と言葉。

リリーさんの写真は、
写真は、言葉よりももっと多くの言葉を語る。
いや、撮る人によっては中には何も語らない写真もあるけど。
りりーさんの写真は
一枚の写真が、沢山の言葉を語りかける。

写真と言葉。

東京の景色。
なんでもない、通り、街、空、建物。
東京でなくても、どこでもある景色。
けど、ここに写っているのはどこでもない、東京。
角田光代さんと佐内正史さんの「だれかのことを強く思ってみたかった」
に写しだされるのも、なんでもない景色。
でもやっぱり、どこでもない東京。

あの日見た景色。
あの時に歩いた通り。
あの時間に私はそこに居た。
そんな東京の風景。
いつか私は、
東京から懐かしく広島を思う日が来るのかな。
あるいは、違う場所から。

あの日、確かに私たちが居たあの場所を、
他の場所から思い出す日が来るのだろうか。

そんなことを思った。


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