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2008年2月22日 (金)

チャームされてしまいました。

ゆっくりと本屋をめぐったのは、何ヶ月ぶりだろうか。
文庫新刊のコーナーから始まる、本屋内小旅行。
小旅行とはいえ、1冊の本を開くと、そこから広がる世界は宇宙並みだ。

で、溺れるのです。
本屋であっぷあっぷするのです。
気がついたら、数冊の新刊を抱えている。
あー。
泣く泣く厳選する。

31920893 さて、どうしても離せなかったこの1冊。
「夏じじい」

夏とじいさんとの組み合わせは
一番に想い出すのが
「夏の庭」(湯本 香樹実著)です。
少年とおじいさん、そして死。
生きることに何の疑問も抱かない、少年期。
身近に、肌で感じた人の死。

テーマは重いのですが、
まるでスタンドバイミーのように
ちょっとした冒険と、成長とが
おかしみを含みつつ描かれていました。

なんかじいさんものはつい、手にとってしまうのです。
「徘徊老人の夏」ってのも持ってますし。
じいさんと夏は、なにかこう、
夕方の熱したむっとする空気が、
饐えた死の匂いとだぶり、そんな感触とともに妙にはまってしまうのでしょうか。

まだざっと、本屋で立ち読みした程度ですが、
思ったより切ない。

もう1冊は、川上弘美さんの「ほかに踊りを知らない。」
これは、タイトルだけで「ニヤリ」ですね。

十分な読書時間も取れぬ日々ですが、
少しずつ読みましょう…って、少しずつは読まないでしょう。
一気読みでしょう。

**************** **** ****

もうあれから2週間がたとうとしているのに
まだまだ続くよ東京乙女日和。
そして、どんどんタイトルも変わっている。。

立原道造記念館に行き、精魂使い果たし、
ヨレヨレしながら数十歩歩いて弥生美術館へ。

当時の乙女のカリスマ「高畠華宵」
華宵ちゃんの濃厚な空気に包まれた館内。
感想を申し上げるなら、
「ものすごく面白いです!」

その当時の最新のファッション、
処女(をとめ)のお悩み相談室、
ポエム、華宵ちゃんへのファンレターなどなど。
雑誌「少女画報」が展示してあり、その内容を細かく読んでいくと、
もんすごい面白い!
時間も経つのも忘れ読みふけってしますのです。

「華宵様、ディークショナリーの中の好きな言葉を全てならべても、あなたさまを好きなこの気持ちはあらわせません」ってな内容だったり、
「華宵先生、ワタクシは少画ちゃん(少女画報を親しみを込めてこう呼ぶらしい)の華宵先生にすっかりチャームされてしまいました。もっともっとチャームされたい」ってな内容だったり。

私もすっかりチャームされてしまいました。
ええ、美少年画のにじみ出る変態性までもが、わたくしをとりこにしてしまいました。
ディクショナリーのどこを探しても、この思いを表現する言葉はございません。
みなさまもぜひ、弥生美術館を訪れて、チャームされていただきたい。

そして、是非この言葉「チャームされる」を使っていただきたい。

竹久夢二美術館も併設するこの弥生美術館。
乙女、処女、少女、全ての女子の夢の館です。

私が館内をめぐる間中、
同じ経路を辿ったカポー。
どう見てもアジア(しかも日本)なんだけど、英語で話す。
けど、おじさんの方はどう見ても、アキバにいそうなんだけど。
そして女子のほうは、どう見てもコミケとかで集ってそう。

この女子のめっちゃあまーーーーい、ささやくようなイングリッシュが
耳について離れない、
それも弥生美術館の乙女的メモリー。

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コメント

コミケ女子に気付けばチャーム☆
夏とじぃさんの取り合わせは俺もチャーム。
はなちゃんのぱっちりお目めはチャームだYO!
HEY!YO!YO!

俺にもチャームな部分って、あるのかな・・・?
(ここだけぼそっと語りで)

ハマーさんのラップ調でお願いします。

投稿: いずさん | 2008年2月22日 (金) 17時46分

いずさん、
そんな貴女もすでにチャームされてしまいましたYO~。

今回のぶらり東京お達者日記(ああ、またしてもタイトルがっ)
かなりマニアックなことになっております。
わしのブログには間違っても、
六本木ヒルズでお買い物~♪だとか、
お台場デェト~♪だとか、
そんな地名は出てこんでしょう。

谷中、根津。
これはある意味究極の乙女。
もう少し続くので、我慢して付き合ってください。

しかし、先日のあの廃墟。
あそこでなにかお店でも開けば、
喫茶店とか文房具屋とか古本屋とか。
いやいや、文学バーでしょうやはり。
東大生も来てくれるでしょうか。

そして、立原先生の記念館にも
弥生美術館にも好きなだけ行けるのです。
ああ、夢のようではありませんか。

投稿: みち代 | 2008年2月23日 (土) 00時52分

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