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2008年2月19日 (火)

優しい歌

人生のロスタイムって、何をさすんだろう??
ドラマ「ロスタイム・ライフ」を見ていてふと思う。
ロスタイム2~3時間。
この時間は、何によって生まれるのかなあ。

で、「サッカーでロスタイムとはなんぞや?」と聞いたところ
「サッカーに関係のない時間」らしい。
それを人生に当てはめると、生きることに関係のない時間か?
ますますわからん。
そもそも人生にロスなんてあるのか?
あるいは、ロスばかりなんじゃないか?
なのに算出される2~3時間とはいったい???

疑問は尽きないのである。


今日の朝、バスに乗るときに私の前に並んでいた女子。
この女子の一連の動作を見て思った。
ああ、ロスタイムってこういうことか。

それ以上は申しますまい。


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夢見たものは ひとつの愛

ねがつたものは ひとつの幸福

それらはすべてここに ある と


     立原道造「夢みたものは・・・」(「優しき歌Ⅱより」)


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立原道造の描く世界が好きです。
立原氏、なんとやさおとこであろうかと、思うことなかれ。
愛する人にささげる言葉は、優しいのである。
若くして命を終えてしまった詩人。
その視線は、優しさで満ちている。
そして、悲しみに彩られる。

その、立原道造記念館。
かねてより行きたいと、切望していたのですが、
このたび、ついに!ついに!!行ってきたのですよ。

ということで、東大の弥生門を出たのであった、
の後に、ここへ続くのです。

080209_13270002 東大弥生門を出ると
すぐ目の前に「立原道造記念館」

なのですが、その横にあったこの家。
誰も住んでいなくて、廃墟。
でも、すごく良い佇まい。

気になって、
先にこちらを視察。
玄関、近づくとネコのおしっこの匂い。
ドアやドアノブの感じ、
ポストの配置。

ペンキのはげ具合

080209_13260001 すごくよいです、よいです。
ひとしきりウロウロして、
裏に回ってみると、

数匹のネコが飛び跳ねました。
しっぽのしゅっと長い子たち。
このあたりの子の遺伝子は
しっぽ長いのね。

そして、ここはすでに猫屋敷。
猫たちに叱られないうちに
早々に退散。


080209_13280001
猫屋敷全容。

この廃墟をあとにして、
お隣の記念館へ。

3階建ての普通のお家。
その中に、直筆の原稿や絵や。
1階は物販です。

3階から順にご覧下さい。
と案内され、3階に上がる。

早くもいっぱいっぱいになり
涙がちょちょぎれる。

落ち着いて、と、まずトイレへ。
そして、ゆっくりと道造の世界に触れる。

夢みたものは ここへ来ること。
ねがつたものは ここへ来ること。

長年の夢が叶った、至福の時間でした。

たくさん書簡やら、書籍やら買ってしまい、
お財布ピーーンチっ!!
しかし、この後に行く弥生美術館で
さらにピンチに追い込まれることを
この時にはまだ知らない、夢みる乙女と化した私なのでした。

立原道造→弥生美術館。そして翌日の中原淳一ショップ「それいゆ」
どんだけ乙女休日なんでしょーか。

ということで、このお話はまだまだ続くのでした。

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コメント

猫屋敷。
いい!!すごくいい!
特に玄関の佇まいがたまらんです!
鍵さえもいとおしく感じます。

立原道造さん。
始めて聞くお名前。
こんなにやさしさに満ち溢れた詩を作られてるんですね。
写真の原稿は道造さんの直筆ですか?
まあるくてかわいらしい字。
字からも道造さんのやさしさがにじみ出ているようです。
一度じっくり詩を拝見したいものです。

投稿: だんすぃーカナ | 2008年2月19日 (火) 19時48分

カナちゃん、こんばんは。

原稿は直筆です。
館内は撮影禁止です。。。
監視カメラも回っています。
監視カメラの動きを見つつ、ぱちり
…って、その動きでバレバレなんじゃーーっ。

いけないこととはわかっているのです。
でも、
「愛」
なのです。
「愛」
なれば許されるはず。

道造先生の声が聞こえました(笑)

詩集もたくさんでておりますので、
日本に居るうちにぜひお手にとって見てください。

投稿: みち代 | 2008年2月19日 (火) 23時41分

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