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2008年2月26日 (火)

東京日記☆最終章

春の足音が聞こえてくるころ、
洋服や、髪型、少しずつ春色に。

周りのお嬢さんたち、
boisっ子たちは前髪を目の上で切りそろえ
リセエンヌのような可愛らしさ。
あの方も、そしてあの方も、フカキョンとかMEGとか。
きっと、抱きしめたくなるような可愛さなのであろう。

そんな中、私が目指したものは、可愛いでもリセでもなく、
「ジュビリー岸田」
これは女子として、どうなのであろうかと
ここに来てはじめて気づく(って、遅いわーーっっ!!)
お嬢さんたちが可愛らしくなっていく中、
この狂気じみたパーマ具合はどうだろう。

そして自分を省みる。
省みているうちに、髪のことだけじゃなく、
様々な反省材料が浮かび上がり、急速にやるせなさがMAXに。

やるせなさMAXを抱えたまま
所在無くうろつきまわった昼休み、が、
やさぐれうろついた後、いとも簡単に開き直る。

ジュビリー岸田、上等っ!!!
狂気じみた芸術家っ。

Line_3                            

東京日記も最終章。
どこまで歩きましたっけ?
弥生美術館でしたわよね。

そうそう、華宵様の美少女、美少年画のなかで
ひときわ私の心を掴んで離さない、珠玉の1枚。
「占領」という日本兵の絵。
中央に描かれた軍服姿の兵士のその表情は、
ああ、それは、
吹雪の中をバイクで走っていて
顔にビシビシ雪が当たりまくるときの表情。
…伝わらない?。。。

何度もその絵の前に戻っては
一人笑う。きっと顔真似も軽くしている。
その姿、それもどうかと思う。痛いと思う。
けど、心鷲掴み。
せめて絵葉書でもないかしら?と、
ショップ内をくまなく探すが、美少女、美少年ものしかない。
当たり前だけど、売れるものしか置いていない。

話し方がなんとなくその時代に影響されつつ
「お邪魔いたしました、ごきげんよう」
弥生美術館を後にして、住宅街を抜け坂道を少し下り、
商店街へ。
080209_16200002 冷たいものが降り始め
芯まで凍えながら
たどり着いた灯りの下。

金太郎飴のお店です。
奥で飴を仕込み中の親父さん。
スミマセーーンと声をかけると
無愛想に出てくる。

金太郎飴を一袋買う。
このケースの
横の壁をふと見ると
若の写真。

「きよしさんが来られたんですか?」

と、聞くと、080209_16200001 急に愛想よく話し始める。
「ちいたけおも来たよ。飴作ってったんだよ」と。

あまり必要も無い情報ではあったが、
一応、「すごいっすねー」な返事をあいまいにする。
するとまた、ちょっと愛想が良くなって、
さっきまで奥で作っていた
きな粉飴をくれる。

指でつまむとほのかにあったかい。
口に入れると、あったかくて優しい甘さ。

小さなきな粉飴、だけど
その威力は大。
気持ちまであったまった。
ありがとう、おっちゃん。
080211_20280001 金太郎飴は
顔が長いのや丸いのや
歪んだのや、
いろんな表情があって
口に入れると、
歯の詰め物が取れそうだったよ。

おっちゃんの頑固さを
感じました。

少しあったまったものの、
みぞれから雪に変わる中
最終目的地、いせ辰へ。

いせ辰へ弟子入りしたいと
思ったことがあると、以前書きましたっけ?
江戸から続く版型で今も刷りつづける千代紙。
もちろん、印刷のもあるけれど、
その版刷り職人になりたいと憧れた。

なんでもすぐに憧れるんだけど
特に職人に対する憧れは強い。

行ってきました。
憧れのお店。
店内、私の大好きがぎゅっと詰まっていて
どこを向いても、目に付くもの全てが素敵。
たかが紙、されど千代紙。
一枚がけっこうなお値段なのです。
夢二さんのデザインのものと淳一さんのデザインのものを
少しずつ買い、ご祝儀袋もここで購入。
(ご祝儀袋は本当に可愛かったのですが、
名前を書くとき緊張しすぎて失敗。すごく斜めに歪んだ文字でした。とほほ。)
その日一日で、それもこまごました紙もので散財。

そして、翌日。
これまた予てより行きたいと願ってやまなかった
中原淳一さんのショップ「それいゆ」

行ってきました。
憧れのお店。
店内、私の大好きがぎゅっと詰まっていて
どこを向いても、目に付くもの全てが素敵。(同じフレーズをっ。。)

ここでの興奮度もかなりなものでした。
それこそ、私が叶響子なら
「店ごと全部頂くわ」でしょうよ。

淳一様の作品に取り囲まれ、
本当に幸せなひととき。
東京の最後を、淳一様のこの場所で終えたこと、
幸福のきわみでございます。

今回は、自由になる時間があまりなかった割りに、
ずっと行きたいと願った場所に
たくさん行くことができました。

独りよがりな憧れの場所。
これを読みながら、ともに旅に付き合っていただいて
みなさま、ありがとうございました。

また、旅にでましょうね。









                              

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