« 6月14日、晴れ | トップページ | 創造のエナジー »

2008年6月14日 (土)

芸備の車窓から

タチアオイ、紫陽花、ニゲラ、バーベナ、向日葵、グラジオラス、撫子、ドクダミ、ゴテチヤ、アリウム、ゼラニウム、

石榴の花が、とても印象的です。

光沢のある濃い緑の葉が茂り、
深いオレンジ味の強い、赤い花が緑に映える。

花も、光沢を帯びているので、光のあたり方で、いっそう鮮やかさを増します。

夏の花が、旅を彩ります。

隣に座ったご婦人。
大きなカンバスが入ったトート。
中から取り出したのは、原稿用紙に青いインクの万年筆で書かれた、小説(かなにかの)原稿の束。

このご婦人自身が、小説のよう。
彼女はどんな物語を、日々生きているんだろう。

車内は、喪服を着た同じ年の頃の人々。
それぞれ、挨拶を交わす風でもなく、けれど、向かう先は同じなのだろう。

この人たちもまた、それぞれの物語を、日々生きているんだろうな。

カンナが夏に向かって、準備をしている。

セイタカアワダチソウは、秋に向けて。

地元高校サッカー部の男の子たちが、駅に停まるたびに乗り込む。

青春だなあ(笑)。

彼らは、泣いたり悩んだり笑ったり傷つけあったりしながら、それでも、時間なんて永遠に有り余るほどあると、そんな生のキラメキを空気中に放つ。

二度と取り戻せないとか、かけがえの無いものだとかは、漠然とした不安として、時々影を落とすのだろう。

何にしても、高校サッカー男子、まぶしいっス。

広島駅は、小さな紫の花が風に揺れてる。

|

« 6月14日、晴れ | トップページ | 創造のエナジー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 6月14日、晴れ | トップページ | 創造のエナジー »