« 小豆島序章 | トップページ | 溜飲を下げる »

2008年12月16日 (火)

12月の野外ライブ

昼当番です。

昨夜から家では讃岐うどん祭り、始まりました。
昨日は大好き釜玉(日の出製麺所使用)
今夜は、とろろこんぶうどんにしよう。
土生の港で食べたうどんが、本当にうまかったので。

っていうと、香川県民及び、讃岐うどん通は
いや、そんなの本当の美味しいうどんを知らないからだよ。
実際に店に行って食べないと駄目だよ。
とかね、講釈が始まるのでしょうかねー?

だーーーっ!!
うどん、私がうまけりゃそれで良し。
つか、うどん講釈にまつわる、
よっぽど嫌な思い出があるのか?!(笑)

Photo

                                               

                                              

ファン心理というものはおかしなもので
ライブのその、おかれた環境が劣悪であればあったで、
心の勲章となる。
例えば、
「2008年のフジロックさあ、雷雨でさあ、参ったんだよね~」
とか言いながら、結構自慢だったりする。

そんな悪条件の中で音楽を共有するという、
一方的に抱くアーティストとの一体感。
そんな思いをしてまで聴くんだっていう、
音楽を愛する自分に対する自己満足感。

かく言う私も、そんな伝説の野外がある。


さて、今回の12月の野外。

オープニングアクトに香川出身、島津田四郎くん。
CDは聴いてるんだけど、ライブは初めて。
初☆生島津くん。
いや、すごいインパクトでした。
モッキーに次いで、強い衝撃が走る。
音楽性は、独特のグルーブ感、つうか
やっぱ個性的なんだけど、生島津くん本人はもっと個性的。

完全にはずれてるその佇まい。
体育教師がはいていたような灰色のスラックス。
美術教師が着ていたようなVネックセーター。
はずしっぷりがあまりにも見事すぎて
釘付け。

口角に泡。
歌う。とめどもなく流れ出るように歌う。
強く、弱く、早く、緩やかに、
けど、留まることなく、流れる音。
もう、目が離せない。
雨がぽつりぽつり。
目が離せない。

不思議なひと時を過ごしました。
ちゃんとライブに行ってみたいなあ。
すっげーな、香川。

そして、曽我部くん登場。
雨はぽつりぽつり、なお、止まず。
雲はどんどん濃いグレーに、陽をさえぎる。
寒さが少しずつ、身に迫ってくる感じ。

野外と知らずにスカート。
受付で配られた使いきりカイロ。
膝の上に置くが、一向にぬくもりを感じない。
温もりは、と言えば、
もう、曽我部くんの歌とギターだけ。

歌が、ギターが、
温度を持って届く、それだけがそこに居る理由です。

肩にパタパタと落ちる雨の音、耳のすぐそばで聞きながら
同時に、演奏を聴く。
風が木々を揺らす音、近所の子供の声、犬の鳴き声。
普段の生活の音が、そこに重なる。

ああ、季節が良ければ最高なのに。

アコースティックバージョンで聴きたかった曲、
サニーデイの時のすごく好きな曲、
聴くことができました。
カバー、瀬戸の花嫁はものすごく切なく、真っ暗な空の下に
しん、と響きました。


ものすごく寒くて、どうしてこの季節に野外でやらなきゃならないのか
その理由が見つからず、
けど、ギターを弾く手も弦を押さえる手も、
冷たくて痛いくらいなんじゃないかと思うのに、
客席を気遣って、声をかけながら
そして、歌い続けている曽我部くん。

普通なら、寒さのあまり挫折し
さっさと帰るところです。
でも、
居たいと思うじゃないですか。
曽我部くんが歌い続ける限り、そこに居続ける。
もうそれだけっすよ。

そんな条件の中、
でき得る限りの最高のパフォーマンスを見せてくれました。
聴かせてくれました。
ありがとう。本当に。

これは、勲章的伝説的ライブになったか?
なんか、一体感とか共有とか、そんなことより
とにかく寒くて寒くて、
途中、寒さのせいかあんまり思い出せないところがあったりで。
なので、寒さが勝って満ち足りた幸福感が無い。
寒い。その想いが強い。


できることなら、
あたたかいところで、心行くまで音楽に浸りたかった。
良好のの条件下で、演奏をしてほしかったなあ。
せめて、曽我部くんだけでも雨露しのげる場所で
演奏させてって思いました。

ほんま、野外でやる意味がわからん。
企画に無理があったのではないかと思います。


せっかく楽しみにして、はるばる渡った小豆島。
アコースティックも久しぶりで、
本当に楽しみにしていたのに。
ゆっくりと、音と歌声に浸れると思ったのに。
思い出が「寒い」だなんて。

小さく画像。
このころには息が白い。
081214_17090001







|

« 小豆島序章 | トップページ | 溜飲を下げる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 小豆島序章 | トップページ | 溜飲を下げる »