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2008年12月 6日 (土)

道端の青い花

鼻水が堰を切ったように出ます。
垂れたかったら垂れとけやっ!!
と、行きたいところではありますが
そこまで自分を捨てきれず、家で鼻ティッシュ。
もはや鼻ティッシュは冬の風物詩ですね☆

あわただしい1週間でした。
そして、考えることの多い1週間。
主に仕事に関してです。
私なんかはまったくもって、屁のツッパリにもならんのだと痛感。
そうやって、でこぼこしながら前に進んでいきます。

昨夜の本格的な雨。
今日の昼間は、風が強く
気温がぐんぐん下がっていくのが分かりました。
今も外は、冷たいものが降っています。

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仙台行きから遡ること1週間前。
東京拠点に千葉埼玉と、急行列車に揺られたライブデイズ。
そんなめまぐるしい、日々の中で
小さな冒険旅行がありました。


待ち合わせに指定されたのは
「夏目漱石が通った小学校の、隣の公園」
ふふふ。らしいや。
キーワードは「山の上ホテル」
半蔵門線で神保町まで。
駅から、野生の勘で歩き始める。
つっても、大体方向は、一度だけホテルに行ったことがあるので
うろ覚えで歩く。
ああ、いかにも文豪の名にふさわしい街、神保町。

無事山の上ホテルに到着。
道路わきの地図で公園の位置を確認して、その方向へ歩く。
その方向へ歩いたはずなのに、あれ?
公園も小学校も無い。
どんどん歩く。
某有名S台の建物が目の前にいくつもそびえる。
あれ?あれれ?
「このままでは間違っている、この坂を下るのだ」
冴え渡る野生の勘で「女坂」という急な石段を下る。
もはや野生の勘でもなんでもない。
ただの方向音痴である。

すとん、と下って
左に歩けば、そこがもう公園だった。
そして、公園のすぐ上が山の上ホテル。
私は大きく円を描いて、ここにたどり着いたようだ。

081123_11250001 大きなケヤキの木に囲まれた
小ぢんまりした公園。
シーソー、ぶらんこ、すべり台。
いくつかのベンチ。

とても居心地の良い公園。
このケヤキの向こうの建物が
ホテルです。

ベンチに座って
背の高い木を見上げる。
穏やかな時間。
こんな風な気持ちで過ごすのは
とても久しぶりだ。


本当に不思議。
この人と待ち合わせるときはいつも
ちょっとした冒険心と、穏やかな時間。
081123_11340001
公園の入り口で、右手を上げて、こっちへ向かってくる。
「ベンチのすわり心地はどう?」と聞かれ
並んで座って空を見上げる。
ケヤキの枝越しに、晴れた空。
富士山がキレイだった話をする。
「まさにウエルカム、ジャパンだね。」と言って笑う。

お昼に老舗の蕎麦屋に行こうって話になって
その前に、面白いマンガがあるんだよと言って
本屋へ。
神保町である、本屋はお手の物。
マンガのタイトルだけを頼りに
探す。
乱立する、本の森の中を
少ない手がかりで、彷徨い歩く。

が、結局見つからず。

通りへ出て、蕎麦屋を探す。
蕎麦屋の名前と、
交差点の近くらしい、という手がかりのみ。

二人の野生の勘で、歩く。
かなり歩いたところで、道路脇のの地図をじっと検証。
検証したところで、住所も番地も分からないんだから(笑)
ある坂の名前を見て、「ここだと思う」と言うと
「そんな気がする」といって、そこへ向かうが…。
無い。
途中、花の名を聞かれ
「ブルーデイジーだよ」と答える。

その坂の下に小ぢんまりした公園。
ベンチで話し込む地元のおっちゃん二人。
あのおっちゃんに聞いてみようということになり聞く。
「そこの道路渡ってすぐだよ、もう並んでるよ、きっと。早く行きな」

まあ、野生の勘はてんであてにはならないが、
きっかけはつかめたようで、
そんな苦労をしてたどり着いた蕎麦屋。
あまりの行列に、振り出しの公園そばの蕎麦屋に戻る。
江戸蕎麦ではなく、東北の蕎麦を食べる。

坂道がキーワードの小さな小さな冒険旅行。
得たものは、ブルーデイジーの可憐さと、
あながち大外れでは無い私の勘。


やさしい時間。
わくわくする時間。
こうして、私の冒険旅行は終わり、
怒涛のライブハウスへ。



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コメント

小さな冒険旅行。
読んでてとってもわくわくどきどき。

「山の上ホテル」物語に出てきそうな名前のホテルですね。
公園の木々。
冷たく澄んだ空気を感じます。
鼻がつーんってする感じかしら?
その場所へ行って見たいと思いました。

「ベンチのすわり心地はどう?」という言葉にノックアウト。
何気ない質問だけれど真似できない台詞。
ユニークな待ち合わせの指定といい、普通にそんな素敵な言葉を発する方がこの世にいらしゃるんですね。
素敵です。
野生の勘をたよりに探すみち代さんもやっぱり素敵。
そういう待ち合わせもいいですね。
心配性の私にはきっと真似できないと思ったから。
余計に憧れます。

わくわくで、ほっこりな時間。
もうずっとご無沙汰です。
やっぱり日本はいいですね。

投稿: だんすぃーカナ | 2008年12月 6日 (土) 04時00分

山の上ホテル・・・。
乙女の憧れの地でございますが、
わたくしは神保町の古本の海に溺れ、
へとへとになり、
友達と帰りの地下鉄に向かう途中に偶然発見し、
あ、ここね、で終わってしまった悲しき思い出。


が、しかし。
緑と坂が美しかったのを今にも消え入りそうな
朦朧とした意識の中でしかと見た気がします。


次こそは優雅に珈琲でも頂きたいものです。


わしは野生の勘を大阪は阿倍野の陸橋の上で発揮。
四天王寺の骨董市を目指すも、
ヒントはまったくなし。
陸橋の上で四方を睨み、
こっちじゃっ!と賭けて歩いたほうに無事にあったのでした。
骨董がお達者を呼ぶのよー。
らららー。

投稿: いずさん | 2008年12月 6日 (土) 12時10分

今ではもうない、
あのサンマルクからはじまった物語(私の中では)。

今日もまた、その続きを追体験させてもらいました。
ありがとう。

行ったことのない街や、あったことのない人、
だけれど、全部見えるんだ。
まるでロードムービーを見ているよう。

物語は続いていきます。
私の中でも。

話の続きをまた。

ちなみに私は、方向感覚はものすごくいいほう。
太陽や、星を頼りに。


投稿: ロボマサ | 2008年12月 6日 (土) 12時35分

カナちゃん。


あらあら、
カナちゃんは穏やかな時間を
過ごせていないのでしょうか?
治安の問題とかいろいろあって、
気軽に出かけるってわけにはいかないのかな?


たぶんね、
その人に対しては、
色んなことを望まないから、
あるがままで居られるし
望まないから、自由で居られる。
同じ時間を過ごすことだけで、十分だから。

日本に帰ってきたら
何も決めない1日も素敵じゃないかなーと思うよ。
朝起きて、気持ちの向くほうへ歩く。
そもそも行き先を決めていないんだから
迷う心配も、たどり着けない不安も、無いよ。

日本で、素敵な時間が過ごせますよう。

投稿: みち代 | 2008年12月 6日 (土) 21時28分

いずさん。

おつです!!
さっすが、乙女の伝道師。
山の上ホテルをご存知なのですねー。
このホテルは、本当に素敵です。
いつか、ここに宿泊したいと思っております。
あと、アグネスホテル、ここも乙女の憧れですね。

ワシ好みの女子を連れ込んで、撮影をしたい。
いずれもそんな場所です。

神保町は古本もさることながら
美味いもんもいっぱい。
それから、いかす喫茶店も沢山あって、
まさにワシらのためにある街、
お達者倶楽部の街、
と言っても過言ではないでしょう。


いつかお達者で、
この街を歩ける日が来ると良いすね。


そうそう、例のブツ、届きました。
横に並べておいてみると
やばいくらいの世界が浮かび上がりました。
寂しそうだったメダイも輝きを増しまっせーー。
お楽しみに☆

投稿: みち代 | 2008年12月 6日 (土) 21時43分

ロボマサさん♪

懐かしいですねー、サンマルク。
思えばあの場所は、
けっこう私たちのターニングポイント的な、
そんな場所でしたねー。
あんなに長い時間過ごしたミスドじゃなくて
サンマルクだってとこも、不思議だけどね。


ほんと、
気の長いロードムービーになっちゃいました(笑)
風景や人だけじゃなく
風の吹く感じだとか
陽ざしのあったかさだとか
花の匂い、枯葉の音
そんなのも全部、一緒に見ている気がするね。


ロボマサさんと遭難したとしても
大丈夫ですね。
私は、食べられる植物が分かるし
生えている場所とかもわかるから、
食いつなぎながら、星の道筋を帰れる気がする(笑)
生きて帰れるなあ。

投稿: みち代 | 2008年12月 6日 (土) 21時56分

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