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2010年5月 8日 (土)

浮遊

お昼、買い物に行った後読書。
あ、買い物に行く時サボをはいたんだけど
甲がある靴はいかん。
痛いんじゃ、ほんま。
ちょいキレる。

ごく軽い小説をさくっと読んで
泉鏡花文学賞を取った方の小説を読み始める。
そういえば、

大学の時仲の良かった子の研究テーマが鏡花だった。
二人でよく、オリーブの表紙のマネとかしてたなー。
私はいつもショートヘアで彼女はふわふわのロング。

本当は花柄ラブリーが好きな私と
本当はボーイッシュが好きな彼女。
けど、洋服を一緒に選びに行っても
その見た目から、自分の好みとは逆のチョイス。
相手の洋服をうらやましく見てたっけ。

その頃の私は
まだ珍しかった真緑のコンバースがトレードマーク。
寝袋かついで海へ山へ行ってました。

彼女は
ピンクハウス系も難なくこなす
背の高い個性的な女の子だったなあ。

泉鏡花は、そんな彼女にぴったりだった。
ひとり辺境、あるいは偏狂の地へ
構えるでもなく、すっと入っていくような
そんなところのある変わり者・笑

元気かな。

私はと言うと
島崎藤村に傾倒していた。
初恋、なんて純情無垢な印象の強い詩人。
けど、その実、
ドロドロとした昼ドラのような恋愛模様。
美しい言葉と表現で見事に文学に昇華させていた。
ゼミの教授も、あなたにぴったりですねと。
いや、見抜いている(笑)

おっしゃるとおり、
実践の方が忙しかった私。
文学のほう、
もっとちゃんと突き詰めればよかった。

その後、恋愛と同じで飽きっぽかった私は
朔太郎に乗り換えるわけです。


と、話が思わぬ方向へ…。


Midori

その小説、短編集は
全く改行が無く進んでいく。
行間マスターの私にとってこれはちょっと
リズムがつかみにくいというか
勝手が違うと言うか。。。

改行があって行間があって
そこで私は物語を味わい
さらに宇宙を広げていくのに

それができない。
ものすごくあせって先へ先へ読み進める感じ。

そして、ほぼ3行の割合で場面展開していく。
もう3行前の世界はそこには存在しない。
夢と現実が行き来する。
そこに境目はなく、するすると滑り込んでいく感じだ。

前出の彼女が
すっと辺境の地に入ってくその後姿を
見たような気がした。


だんだんリズムを掴み
そのリズム感と浮遊感の中で
いつの間にか眠ってしまった。

北海道のどこかの町の
町役場だと言う古い白い洋館。
その2階に私は居た。

そんな夢を見た。

大きく開けた木枠の窓。
カーテンがはためく。
と、ここまで書くとロマンチックな予感ですが
そこは私の夢ですから。

そこで私は、
大なべになみなみと
淵ギリギリの揚げ油と格闘していた。

いかに揚げ油をこぼさないように
揚げ物をするか。
メニュウは魚と芋のフライだった。


Photo_3

さて、とりとめのない話はこの辺で。
今日のビール、地ビールなのかな?
ちょっと高かった。
でも量を飲むわけではないので、美味しいものを1缶。
飲み口は軽くちょっと拍子抜けなほど
なんだけど、口中に広がる香りは深く強い。
酵母の匂いではなくアロマな感じ。
名前がいいじゃないすか、「瑠璃」
いいですねー。また買おうっと。
100508_185101

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