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2010年7月13日 (火)

社内HP掲載「洞窟探検記」

先日の洞窟探検、記事をHPにアップ間近。
一般には見られないので
ここに掲載しときます。
写真は面倒なので貼ってません(おい!)



「へなちょこ探検隊、洞窟探検記」

変わり映えのしない日常、同じ繰り返しの毎日。
デスクの四角い画面だけが私の世界のすべて。
こんなんじゃ、呼吸できないよ(←芝居がかってます。)

そんな私耳元に力強い声が。

お前なら行けるさ、誰よりも遠くへ
地平線の彼方で待っている、すばらしい冒険が!!
(人生中堅世代には懐かしいアニソンですね)

はっ、その声はトム・ソーヤ師匠!!

師匠、ありがとうございます。
もう少しで忘れるところでした、あのワクワクする冒険心を。
PCを捨てて飛び出そう、誰よりも遠くへ。
リスペクト、トム・ソーヤ!

と、前置きが長くなりましたが。
夏と言えば冒険という、かなり単純な精神構造の赴くまま、
洞窟マニアの間では聖地と言われる
山口県美祢市、秋吉台・秋芳洞エリアの一角にある「景清洞」。

結成したばかりの「ワシらはへなちょこ探検隊」は降り立ったのです。

受付で一般の入洞料+300円を支払い、
入洞申請書に名前を記入。長靴とライト付きヘルメットを借ります。

ここが非日常への入り口。                  
自然界の法則を全く無視した毒キノコのようなカラーリングは、
遭難した時に見つけやすいための防御。

人生様々な場面において安全第一(姉さんの有難い言葉ですよ!)!!


いざ、出発!!!

ここからは語り口調を探検記風にするのだ。


洞窟の総延長1.5㎞、入洞して700mほど一般観光コース。

ライトに照らし出された幻想的な風景が続く。

ここで景清洞ミニ解説を。

壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武将・平景清が潜んでいたと伝えられる洞窟。
天井や壁はサンゴ、海藻などの化石を見ることができる。


あ、危ないっ!!
果たしてここは通り抜けられるのかっっ?!!

実は観光コース、バリアフリーでなだらかな道のりだが、
狭い岩の間を通る体で撮影。

冒険心をあおるため、探検隊に常にヤラセはつきものなのだ。



いよいよ、ここからが探検コース。

便りになるのはヘッドライトと懐中電灯。
真の闇の世界が広がる。
入って間もなく、天井がどんどん迫って来る。
印象としては、自分がミクロ探検隊になって人間の体内に入っていく感じだ。
洞内の画像も胃カメラで撮影した体内の画像のように見えないだろうか?

足元にころがる大小の石と前日の雨で増水した水の中、
周りの様子に気を配る余裕もなくひたすら前進。
ゴール前30m地点からいよいよ天井は低くなり、
腰痛の心配をしながらの前進となる。

二回ほど深みにはまり、長靴の中に大量の水。
侵入した水が体温で生温かくなったころ、
その瞬間は静かに訪れた。


盛大なゴールもファンファーレも無く

「おわり」という拍子抜けな看板で

初めての冒険は幕を閉じたのである。
一つの冒険が終わった…。

しかし、すでに冒険者の風格を備えた我々は
これで満足するはずもなく、
さらなる冒険を求めて次の場所へ。

こちらは打って変わって観光客でにぎわう秋芳洞。
洞窟にこの言葉がふさわしいのか疑問であるが、華やかだ。
さすが東洋屈指、さながら洞窟界のTDR(注※巨大ネズミ帝国)。



入洞してすぐのところに「秋芳洞冒険コース」がある。

300円の冒険料を払って懐中電灯を借りる。

何度も言うが、すでに冒険者としての風格を備えた我々にとって

ヘルメットも長靴もいらない冒険なんて軽いのである。


と、すっかりなめきっていたが、いきなりの垂直壁、さらに鎖。

はっ!!これは結構危険なのではないか?
広い空間の広がる秋芳洞の起伏のある鍾乳石を天井近くまで登り、
一気に下るという、短いけれどスリリングなコースである。

足元にひやひやしながらも、
かなりの満足度でコースを制覇する。

二つの冒険を終え意気揚々の冒険者たちは、
そんな偉業を成し終えたそぶりは露も見せず、
一般の観光客に戻り、美しい洞内を歩く。


秋芳洞の代名詞、百枚皿、洞内富士、傘づくしなどなど
長い時を経て自然が作り上げた造形は、様々に姿を変え、

まさに時間の彫刻。


そして、黄金柱で華々しいグランドフィナーレを迎える。


「地球に生まれて良かったーーー!!」


洞内にそんな声がこだましたとしても、
それは仕方のないことなのだ。

こうして我々の壮大なる冒険は幕を閉じるのであった。



さて、筆者のはしゃぎっぷりが前面に出た今回の探検記、
そろそろ終わりの時間となりました。

洞窟、それはロマン。洞窟、それは夢。
地球の胎内に入っていくという壮大な冒険。
最後に、平均気温17度の洞内より、
不思議なパワーが備わった錯覚にとらわれた筆者から暑中見舞いの意味も込め、



「地球のみんな、オラの元気と冷気を受け取ってくれーーー!!」


次回はどこへ行くのか探検隊、まだまだ続くのか探検隊、
「へなちょこ探検隊 洞窟探検記」、これにておしまいです。

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