« ただいま | トップページ | 2010年10月2日、神保町。 »

2010年10月 3日 (日)

2010年10月2日、向島。

青い青い秋の空に白い雲。
日差しは強いけど風は心地いい。
2010年10月2日、東京。

浅草線→京成線で曳舟へ。
駅の改札で、少し記憶が蘇る。

あの時見られなかった萩のトンネル。
植物はその時期を逃すと見られないので
今回はチャンス!!と思ってた。

相変わらず下調べ無しで
下車駅だけ携帯で検索。
途中の地図と案内板を見ながら進む。
また、なんとなく記憶が蘇って、
左に曲がるとその先が百花園。

百花園の入口の前の公園。
指先がひんやりした、その感覚。

さて、そんな感傷的なロードムービー的思い出は置いといて、
向島百花園、そんなに大きな植物園ではありませんが
植わっているものすべて、
それがいわゆる雑草と呼ばれ、
普段、価値のないものとして扱われている植物たちも
一つ一つが大切にされている。
という印象。

どれにも名があり、どれも花が咲き実をつける。

Ca3f0280
ふうせんかずらの花。
実も花もかわいらしい。

Ca3f0278
クコの花。
以前は庭にあったけどいつの間にか消えた。
久しぶりにこの花が咲く姿を見た。

Ca3f0294 Ca3f0292
白い萩。
散り敷いた白い花弁が
いっそう儚さを増して、寂しさがつのります。

Ca3f0299
萩のトンネル。
まだ六分咲きくらいでしょうか。
薔薇のアーチや藤棚のような華やかさは無く
やはりどこかしら侘び寂び。
私の心持もあったのでしょうが
泣きたいような気持になりました。

もう少し時が進むと
はらはらと花弁が降る中を歩けるのではないかと、
次の東京がその時期だといいなと思うのですが
もう、散り切ってるだろうなあ。

華やかな花が咲き乱れる庭園もいいのですが
ここは私の幼少期より慣れ親しんだ植物がいっぱい。
本当に楽しくて
「ものすごく楽しいんですけどーーー」
などと独り言をつぶやきながら狭い園内をぐるぐる回る。

Ca3f0287

すすきの向こうに建設中のスカイツリー。
押上、ひと駅向こうなので近い。

お昼時、お茶屋さんでは
きのこの炊き込みご飯のお弁当が売られている。
ふと気づけば、たくさんの人。
しかも全部がベテラン&超ベテランの紳士淑女たち。
手に手にカメラを持ち、パチリパチリと撮っている。

絵を描いている人もいる。
みなさん、とても和やかな表情です。
そして、お弁当を買って思い思いの場所で広げている。

101002_122601

私は、お昼は別なところを予定していたので
がまんがまん。
で、福甘酒。普通に甘酒なんですけどね。
秋の日差しの中、ほっとするね、甘酒。

一息ついたところで、百花園を後にしました。


さて、スカイツリー。
ばーーんっと視界の中に常に入ってくる。
よし、あれを目指して押上まで歩いて半蔵門線、
と思って途中までいくも、
高い建物に目標物がすっぽり消える場所が続き
不安になり駅に引き返す。

時間があれば歩いてもよかったんだけど。

こうしてなんとなくセンチメンタルな秋の旅。
曳舟を後に、神保町につづく。




|

« ただいま | トップページ | 2010年10月2日、神保町。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ただいま | トップページ | 2010年10月2日、神保町。 »