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2011年1月16日 (日)

2011.1.11 雨のことばかり考えていた

寒中お見舞い申し上げます。
太陽が出て、きれいな青空かと思えば
一転にわかにかきくもり雪。
風はやや強いようです。

日々、あれやこれやの原稿締め切りに追われた1週間。
毎日、ある一定量の文書を綴ると、能力キャパ超え。
そして、新システム稼働であれこれ気を揉むことの多い1週間。
ということで、ここも不在にしてました。

2011.1.11のライブ初め。
110113_191601

会場は横川シネマ。
以前、ランデブーがここであった。
あの時は前後半で前半がランデブー、
後半がソカベ君弾き語りで
サニーデイの「サニーデイサービス」セルフカバー。

開演前、着席してそんなことを思い出していた。

そして、なんとなく雨のことを思った。
あの日も当日も雨は降っていなかったけど
なぜか強く雨の中に居るような気がした。

最初にソカベ君。
静かに始まるギターと歌。
会場全体がしん、として
全てを聴き逃さないように、一音も、ブレスさえも。
会場の全神経がステージに集中しているようで
なぜか私も非常に緊張し、両腕に力が入っていた。

やっぱりずっと雨に包まれているようで
ふと脳裏に映像が流れた。
それは何年か前の冬冷たい雨の降る中、
温かい洋ランの温室の中で行われたソカベくんのライブ。

ソカベ君のギターと歌、
ずっと雨が屋根を打つ音が包んでいたなあ。
この日のセットリストもその時と重なる。

と、あれこれ蘇ったりしながら、
歌に列車の音が重なった。
ああ、そうだ、これだ。

ライブハウスとかホールとか
外部の音が一切入ってこないライブ空間とも
まるっきり野外のライブとも違うこの異空間。
非日常の中に聞き覚えのある音が入りこむ。

これがとてもドラマティックなのです。
なにかこう、胸が震えるような。
すごく強く記憶に残るのです。

「映画館だから」かもしれないしそうでないかもしれないけど
自分が映画の中に居るようだった。
ソカベ君とマエケンが主演の映画に自分もいるような。

そしてそれは、
吉田篤弘さんの描く世界、人物ともすごく共通して
彼の小説の場面場面を
同時にすごく思い出していた。
結局私はこういう世界が好きなんだなあという
至極単純な結論。
まあ、結論付けることもないんだけど
これが私の凡人たるゆえんだなあ、苦笑いっすよ。

ライブ中にこんなにあれこれ考えて
ライブ自体を満喫できるのか?って(笑)
いや、このいろんな気持ちいろんな風景を描くことができる
それもまた、ライブが私に与えてくれること。

前野健太さんのライブ。
久しぶりにひどく動揺したライブだった。
ファンとかなんとかでなく、
フラットな気持ちで聴く、というところで。
「ファックミー」という曲でたまらず、こみ上げた。
なんだこりゃ?!と思って、思わず(涙、ですよ。笑)
切なさとか胸キュンとか青春の甘酸っぱさとか
そういうフレーズとは全く別のところにある世界。
けど、なんかこう、ね。

なんだろ、歌詞は普通の言葉。
詩的な表現やきれいきれいな言葉を選ぶわけでもなく
ロードムービーのような
ロードムービーのセリフのような
そんな歌詞で
でも、その言葉たちが組み合わさって作る世界がすごいんだよー。
根本に響いてくる。
だから、言葉から映像が見え、映像から世界が広がる。

聴き手にものすごく想像させる楽曲たち。
なのかもしれない。

で、これも私にとっては重要ポイントだと気づく。
想像を掻き立てる、ということ。
音楽だけでなく、好きの原点の一つかも。

とかなんとか、
また屁理屈。
キングオブ屁理屈(笑)

前野健太さんの時もなぜかやっぱり雨が降っている気がして、
そして、良いライブ初めでした。
ただ、昨年末のライブ納めも今年のライブ初めも座り。
ものすごく気持ち的にも体も楽だったーー。
さて、私はライブハウスに戻れるのか?!


今年は映画も観に行こうと思った。
良い映画館がまだあるうちに。
気になるものは映画館で観ようかなと。


Photo

最近話題のバンドをあれこれチェック。
androp、チェルシー、マリーズ…
…出会えないなあ。

んで、おとぎ話が良い。
すごく良い。
前にもちょっと言ったけど、この中毒性。
素直にこれに乗っかった。



また雪が降り始めましたよ。













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