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2011年8月31日 (水)

父のこと

とーさん退院決定!パチパチパチ。

とーさん、胃がんの手術をしました。
広島の病院は2カ月待ちが定番らしい。
なので呉で手術を受けました。
父は退職前、呉市に単身赴任をしていて
あながち知らない町ではないのです。

胃と胆のうを全摘しました。
家族は手術後、家族懇談室に通されて
そこで今まさに摘出されたばかりの臓器を前に
説明を受けます。
めくったりひっくりかえしたり(笑)
でも不思議と気持ち悪さは無い。
それまで父の中で機能していた器官が目の前でもはやモノと化している。
不思議な気持ちで眺めていました。


それから、その臓器を愛おしいとも思いました。
どうやっても家族だなあ。ははは。
ケネディが暗殺された時、
車上でジャクリーンが取った行動。
あれを理解しかねていたけれど、今なら少し理解できる。

どちにしてもジャッキーは素敵。
美人ではないけど上品でセンスが良い。
例えば下品な洋服を着ていたとしても、下品に見えないのが
ジャッキーの内面の品の良さ。
そうありたいものです。

って、話がそれた。

既に五分がゆ。Photo
リハビリで杖で歩いたり自転車こいだり。
「また木に登れるようになりたい」
これが当面の目標のようです。


家に帰ってからが大変。
食事、本人の気持ち、これまでできていたことができなくなるという苛立ち。
想定できます。
けど、それでも生きなきゃ。


冬、父の体調が安定したら
父と母と温泉に連れて行こうと思ってます。
私も休みたいのだ、温泉で(笑)

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思えば、こんなに父とがっつり向き合って
話をしたり時間を共に過ごしたのは無かったかもしれない(幼少期を除いて)
遅かれ早かれ先立つ両親。
その前に与えられる時間のうちのひとつかもしれない。
母にしてもそう。
いつかは別れが来るという覚悟を私はしていたつもりでいた。
「死」というものを淡々と受け入れる準備を少しずつ。
まだまだ先のことかもしれないけど、
そう先ではないかもしれない。

いつ訪れるかわからないそれを、尊厳と尊敬と愛情を持って
けれど花が咲いて枯れて行くのを見送るような気持ちで迎えようと思ってた。

ところがどっこい、まあ、取り乱しました(笑)
猫のことも相まって、もうどうしようもない。
そして覚悟をしていく上での良い経験となりました。



父が好きだと言っていたむくげ。
そんなこと始めて聞いた。
木の剪定ができるようになって庭を整えて
欲しいと言っていた色の濃いむくげを植えられると思います。

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コメント

おめでとうございます!!

ビールが美味しい~って、


お父様、どうぞ無理をしてでも

いつもの日々のように、お過ごし下さいませ。

投稿: 仲原のばら | 2011年8月31日 (水) 20時07分

のばら様
ありがとうございます。
ビール!
最近すっかり弱くなっておりますので(笑)
翌日仕事がある日は飲まないようにしております。


以前と同じような気持ちで過ごすことで
父も沢山やる気が出るでしょう。
なんせ働き者、
あれもこれも、近所の手伝いも…。

そのためには
まず食事ができるように。
こちらはゆっくりあせらず励ましたいと思います。

投稿: みち代 | 2011年8月31日 (水) 22時48分

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