文化・芸術

2010年3月28日 (日)

時間かかってもそれが運命だから

写真デカっ!!
帰って開いてびっくり。
ニュー携帯で加減がわからんかった。
特にタコが手前に写り込んだの、
気持ち悪いですねー。

けど面倒なのでこのまま。
てへっ☆

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さて、まだまだ続くよ
科学博物館。

上野にある美術館、博物館は
建物自体がとても趣があり
それを見るだけでもワクワク。

科学博物館も例に漏れずです。
で、
なんせ広い。
広い上に展示がものすごく充実している。
そこに特別展(哺乳類展とかエキスポとか)があると
もう、それだけで精一杯。

そんなわけで今回
初めて3階までいつもと違う階段を上る。
ん?
なんだなんだ、ステンドグラスがあるぞ。
これまで気づかなかった。
(何処に行くにも予習なく、予備知識ゼロなもんで。)

吸い寄せられるように最上階まで。
一見、なんてことないデザイン。
けど、すごくひきつけられるものがあり、しばし見上げる。
その場を離れがたい。
そのカッティング、色彩。

口を開けて見とれる。


その後、
石の部屋や日本の自然地層なんかを
ぐるぐる見て回り
ショップの書籍コーナーへ。

ここの書籍コーナー、
好きです、大好きです!!
あらゆる図鑑や専門書。
夢のような空間。

鉱物鉱石図鑑を見ようと第一の書棚へ。
と、そこでばーーんと一番に目に入った背表紙。
「小川三知の世界」
うわっってなって、ものすごい焦り気味に手に取る。
値段のことも鉱物図鑑も
何も頭から消え去り、即購入。

小川三知さん、
その名と作品を始めてみた時
作品集が無いかとあれこれ探していたけど
見つけたのが谷根千の雑誌。
白黒の地域雑誌。

あれから、
機会があれば谷根千を回って
作品を実際に見てみようと思いながら
今に至る。

ああ、こんな本が出ていたなんて。
感激である。
しかし何故、科学博物館に?

そして、ハッとする。
あのステンドグラス。。。
そーです、前出のステンドグラスは
小川三知さんの作品。

はやる心を抑え
地下鉄で本を開く。
心落ち着け、その一つ一つを。
ある作品のページで、やば、涙がこみ上げる。

ティファニー美術館で見たステンドグラス。
あの作品も泣いたなあ。
こうしてみると、
ステンドグラス好きなんですね、私。


こうして、数年たってやっと
出会いを果たした形となりましたが
帰って谷根千の雑誌を見ると
ちゃんと科学博物館のことも出てました。

ここに載っている科博と、上野の科博が
一致していなかったんですね。
ええ、予習嫌いなもんで。
んで、やっぱネットで買っちゃうよりも
こうやって実際に出会えるほうが
すごくドラマティックで、運命的であります。

時間かかっちゃうかもしれない。
もう知ってるよ、とっくに持ってる、何やってんの?
って、思われるだろうね。
でも、こんなほうが性に合う。

歩こう。
歩いて、そして出会おう。


寺山修司は
「書を捨てよ町に出よう」と言ったけど
PCを捨てよ町に出よう、だな。

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表紙、裏表紙。
宝物。

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2010年2月17日 (水)

私はそこに居たのかもしれないし居なかったのかもしれない

疲労度MAX!!
いやなMAXだな・・・。

昨日は、残業チームを尻目に
逃げるように職場をあとにする。

久しぶりの芝居、阿佐スパ新作。
むむむ、難しかったーー。
これまでの舞台とは、
その根底に流れるものは同じだけど
見せ方が全然違っていた。

割に大がかりだったこれまでの舞台セットも
すごくシンプル。
音響効果も照明も。

空間と役者で見せていくという感じ。

場面展開は無く
イスとテーブル、そして数本の銀色の柱で
自由に時間と空間を異動させる。


そう、時間と空間の概念が見事なまでにぶっ壊されているのだ。
人の感覚の中にごく普通にある秩序は無く、
一定方向に向かうはずの時間は
ありとあらゆる方向にベクトルが向き
そこにあるべき空間が、
次の瞬間にはもう無い。
別の空間が広がっているのです。

そんなだから最初、やや混乱。

頭で考えちゃダメだ。
それだともう、遅い。

見終わった後は、難解だーー!!と
友達と言ってたのですが
ゆっくりと思い返してみると、
すごく面白かった。

もう一度観たい感じです。


阿佐スパはエログロです、基本。
でもそれが、病みつきになる。
現代美術なんかでは、吐き気がするものもあるけど
阿佐スパはそれが無いのは
いや、無いというのは違う。
吐き気がすることもあるにはあるが

観終わった後は、それを感じない。
それは、
ざっくりした言い方をすると、長塚君の才能だろうと思う。

彼らの舞台を観る感覚は、そう、
鴨居羊子さんのお人形を観たときのあの感覚に近い。
(tomokoさんすみませんーー、お名前だしちゃいました。。)

目の前にさらされた自分自身の姿。
女優さんの口から発せられるのは
私が心の奥底で叫んでいる言葉。
現実では一生
人に向かって発することは無いであろう言葉。
微笑みながら平然と、その唇から発せられる。

多重人格者のように
舞台上の登場人物それぞれと


重なる。


やっぱ面白いなー、阿佐スパ。
無理していきました(涙。。)
でも行って良かった。


ものすごーーく残念なことに、
あまりの空腹に、
開演から幕が下りるまでの間
静かなシーンに限って
始終鳴り続ける私のおなか。


一人ブラスバンドや~~。

近隣席の方々、
ご迷惑おかけしました。

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2009年12月27日 (日)

週末ミュージアム~3

本日のパスタ、
しめじと苔桃さんちの裏庭の採れたて香草パスタ。
具材がシメジしかなく、
裏庭の三つ葉、春菊、芽吹いたネギ
両手に摘んで、大量投入。

あっさりダシ味の和パスタです。

***

091128_11530001 画像のっけながら
何のことやらのこれ、
11月末のこと。

風邪で弱った心を
癒してくれる庭園美術館。

開催中だった
「パリに咲いた古伊万里の華」
展示が違うと、
見せ方も違うだろうと思い、

また違った角度の
建物内部のしつらえが
見られる!!

そう思い、入ってみる。

違っていました。
前回見られなかった場所
見ることができました。

肝心の古伊万里の方は…。
うーーん。
わからん。
綺麗ということしかわからん。

お客さんも
年配のご夫婦
また、骨董好きのツワモノが多。

私も習って、
展示品を
腕組みをしてまず遠くから眺め、
うんうんとうなずき、

近づいて覗き込み
ふぅ~と、感嘆のため息をつきながら
首を横に振ってみたりする。

おおっ、これはツウっぽいんじゃないか?!
なんて思いながら、
シロウト丸出しである。

歴史的な背景とかの説明
工法の説明
それらを読むだけでも
興味深い。

日本の伝統、
迫力ある美、繊細な美
それは見ごたえがありました。
風邪っぴきの体力ないところに
ぐったり消耗。

私は、
オールドノリタケとか
アールヌーボーとか
洋物のほうが好みですね。

そんな中にも
日本の古伊万里や浮世絵などの
ジャポニズムが色濃く反映している時期があるけど
それも昇華されているので
ニュアンスが全く違い、
かえって輝きを増している。

庭園に続く
ウッドデッキのベンチに腰掛け
しばしぼんやり。
天気は良く、温かな晴れの1日。

昼過ぎにそこを出て
で、そのあと私はどうしたんだっけ?
あー、横尾でごはん。

週末ミュージアム、
またまた続きます。
不定期連載です。


***
今日はミシンが出てる。
まだ、稼動せず、その前段階。
完成したらご報告。

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2009年12月 6日 (日)

週末ミュージアム~2

朝方、毎日夢を見る。
毎日が冒険。

昨日は、富士山に登る夢。
炭鉱の洞窟っぽいところや
狭く暗い道を登る。

その前の日は
女王みたいな女の人に導かれ
闇の世界(青い鳥っぽい)へ行く。
闇、不安、恐怖、
その中を進んでいく。

今朝もまた
やっと通れるほどの
下水管の中を進んでいく。
目指すはスタジオみたいなところ。


そして、いつも一緒に
冒険の旅に出るしっぽちゃん。


うーーん。
枕の端っこに頭を乗せて
隣で眠るしっぽちゃん。
ひょっとして、こいつが私の夢をコントロールしているのか?
だから、いつも猫目線の冒険なのか?!

同じ夢を見ていると想像したら
すごく楽しいね、しっぽちゃん。

明日の朝はどんな冒険なのかな?


***

先週1週間。
如何ともし難い日々。
研修、打ち合わせ、会議、課題。
放課後は毎日TV会議。
気を抜けない日々。

水は重く体に纏わり、
うまく前に進めない。
息継ぎもできないまま、全力で泳ぎきる。

けれど、
事務所を出て、携帯取り出し
PLAYボタンを押す。
イヤホンから流れる音に
体中包まれて、ふっと宙に浮き上がる感じ。
疲れていても、如何ともし難くても

気持ちがほぐれ
幸福オーラが出てくる出てくる。

単純。


***

久しぶりに家に居た週末。
風邪はほぼ完治、
残存する咳の根っこを根絶すべく
引きこもってゆっくりしてました。

気持ちは音楽で上がっても
体は休まっていないので
調整しておかないとね。

さて、
週末ミュージアムの続きの話でもいたしましょうか。

大江戸線に乗って六本木を後にし、
両国に降り立つ。
以前よりずっと来たかった「江戸東京博物館」
まず、建物のでかさに圧倒される。

そりゃそうだ、
このビルの中に江戸や東京の町並みが
再現されているんだもの。
エスカレーターで6階まで上り
エントランスをくぐる。

目の前にどーーんと日本橋。
主に6階が江戸ゾーン。
5階が東京ゾーン。

徳川幕府誕生から
江戸の全盛期、維新。
そして、幕府崩壊から関東大震災を経て
戦後までの東京。

その概要を資料や展示品で紹介。
歴史の流れを知るには
非常に見やすいが、
展示品も多いため、集中力が必要。

そう、
本当に沢山提供されてるのだ。
さあ、どうぞ、こんなに沢山用意しましたよ。
存分に堪能してくださ~い。

という感じ。

それなのに何か物足りない。
私は江戸文化とか興味あるし
本も好んで読むし、
いや、ほんと大好きなはずなのに、
何故か物足りなさを感じる。

本当に膨大な展示物にも関わらず、だ。

気がついた。

私は、一個のことを突き詰めて、というのが好きなのだ。
広く、沢山展示しているここは
私の好奇心を満たさないのだ。

浮世絵なら浮世絵。
古川柳なら古川柳。
吉原や江戸言葉。
本で読んだあれこれを目の当たりにしたい。

そこまでやるかっつうくらい
しつこいからもう良いですつうくらい
細かくねちねちと
突き詰めて展示してあるほうが
好きなのだ。


前出のハプスブルク家しかり。
その周辺を幅広く見せられるより、
小さい規模でもいい、
ねちねちとコアな部分まで見たい知りたい。

というわけで
半日で、江戸幕開けから終戦まで時間旅行。
ぐったり疲れ
芝居小屋の椅子に座って

団体客のオヤジの
アキバのめいどカフェに行くだの行かんだのの話を
聞くともなく聞き、
「オレはそういうのキライなんだ」
という、一人の硬派オヤジのきっぱりした態度に
エールを送り、

何故か清々しい気持ちで
江戸博を後にするのであった。


私の好みはありますが
博物館のつくりや、展示は
すっげー!!って感じになりますので、
あと、両国といえば相撲の街。
冥土の土産にはもってこいの観光スポットです。


***
さて週末ミュージアム。
もう1回だけ続きます。
先週またしても訪れた、庭園美術館。

その様子はまた。

今月の東京行き日程が決まりました。
来週末にはまた東京。
そしてその日は
下北でまたライブがある日。

私の引きの強さ、ここに現る(笑)
思いの強さが引きの強さに繋がるのでしょうか。
おとぎ話と栗コーダーアンダーグラウンド。

おとぎ話も割に縁が深いというか、
数えて今年3回目。
どんなクリスマスナイトになるのか
楽しみです。

そしてこの日は
ナカザお誕生日前夜。

おしゃれして行こう。








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2009年9月23日 (水)

19世紀末パリへの旅

連休も今日で終わり。
明日からのことを考えると
逃亡したい気持ちで一杯。

いくつもの〆切をかかえ、さらには組合。
そして出張の準備と、
体はひとつ、与えられた時間は平等なる一日24時間。
助けてドラえも~ん。


Photo_2                                       

                                      

                                    

庭園美術館のこと、
思いのほか熱く語ってしまい
まあね、手仕事に対する思いの熱さよ。

そんな熱い思いを抱えて(?)地下鉄を乗り換え
世田谷美術館へ行ったあれは先週土曜日の午後。

世田谷美術館の良いのは
駅から遠いこと。
ゆっくり歩けば、30分のお散歩コース。
住宅街を抜けるせせらぎとプロムナード。

犬の散歩やら
水辺で遊ぶ親子やら
日向で転がる猫やら
そんな光景を目にして、
歩調が少しゆるみます。

さて、こちらの「オルセー美術館展」
エントランス入った瞬間、しまったーー。
連休初日、人の多さにちょっと引く。
こりゃ、自分のペースで見られんなあ、と。

案の定、
その人の多さに気を取られ
じっくり見ることができない。
けれど、アール・ヌーヴォーの美しさ
やっぱり良いものは良い。
好きなものは好き。

植物、昆虫。
この二つの愛すべきものが
デザインモチーフとなっているのですから
たまらんわけですよ。

私が言うまでもなく、曲線の美。
植物や動物や昆虫の、
自然界にあるデザインをリスペクトした
美しい曲線を描くものたち。

細部まで丹念に見ても
見飽きない。

ここでもガレが数点。
ガレの作品は群を抜いてるなあと思うのです(あくまで私心)

アール・ヌーヴォーとはいえ、
中にはデコラティブすぎて下品?
と感じるものもある中で
ガレの作品ではそれが、愛嬌になってる。

ガレさま、崇拝申し上げます・笑


19世紀末パリ。
ちょっとしたタイムトラベル。
あ、前回の世田谷美術館も旅をしたなあ
(十二の旅感性と経験のイギリス美術)。

次回はどこへ旅するのか@世田谷美術館


***

さてさて、ここのところ美術館づいている私。
すごく気になることがあります。
それは観覧者のおしゃべり。
声を落として二言三言感想を言い合う、
それは良いとしましょう。
けど、マナーが悪い人が多すぎ。

若い方だけでなく
経験を積まれたであろう方も
普段、世間話をする感じで声を張って話す。
少しの間なら、微笑ましかったりもするけど
ずっとその調子だと、集中できなくなるんですよね。

私は、自分の中であれこれ描きながら観たいので
一人で行きます。
本当にちゃんと観ようとするときは、一人じゃないと。

大きな声のおしゃべりは、本当に邪魔。
無粋もいいところです。
そして私は、はっきり注意しますので。
でもそれも、せっかく美しいものを観に来たのに
注意してしまったという自分の行為に
自己嫌悪に陥り、結果、散々だったり。

だから、
館内ではお静かに願います。
くれぐれも。


***


秋ですなあ。

庭の金木犀が咲いていました。
今年は早い?

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2009年9月22日 (火)

針と糸さえあれば何でもできる

序章、とか付いちゃってますが(昨日のタイトル)
そんな大層なものじゃ全然無く、
取りあえず、中断させるため。

しっぽちゃんは、
私がお風呂から出ると、布団に入って寝る。
という流れをインプットしているらしく
パソの前に座っていると
いつまでもなごなご鳴きます。

それまでは一匹で寝てたんだから
寝てりゃいいじゃん、と思いますが
そうは行かないようで、
ちゃんと布団に入るまで、鳴いています。

時に、寝たふりをやってみますが
それはバレバレなようで、
「こいつまだ、寝ないな」ってな感じで
なごなご鳴きながら、うろうろします。

全くよーーっ。


お昼、ラザニアを作ろうと思ったが090922_12320002_2
近所のスーパーには
ラザニアは売っていない。
仕方ないのでペンネで。
そしてやっぱりバジルが無いので
青じそ。


全くよーーーっ。


***


さて、かなり引っ張ってます
庭園美術館の話。
さっくっと行きます。

「Stitch by Stitch ~針と糸で描くわたし」

針と糸さえあれば何でもできる
つか、やれよ私。

そう思った展覧会でした。

8組、9人の作家。
性別も生活環境も全く別々の9人。

自由奔放に針と糸を動かす。
それは、
生きている証
一針一針が、その人の生きている時間。
目に見えない時間が、
針と糸を使って目に見えるものとなる。

けど目に見えるそれらからは
時間という言葉を多い尽くすように
「わたし」が存在する。

手法はそれぞれだ。
刺繍、だけではない。
そして刺繍といっても、
「ほんわか、きれいで、温かい、手作り」
そんなキーワードは微塵も無い。

生々しい「生」がある。
痛いほどの情がある。
夕鶴でつうが自らの羽を抜きながら機を織る、
そんな身を削りながらの感がある。

死の匂いがあり
闇の饐えた匂いがする。

だからこそ、
意表をつく美しさがある。
すざまじき美しさ。

針と糸。
手芸は「作家さん」の域を出ず
芸術の域に達するのはどーだろな、って。
難しいだろうねって、思っていた。

ほんわか、きれいで、やさしく、温かいもの。
それは日常に寄り添い
日々の生活の中になじみ、ともに積み重ねる。
それはとても素敵なこと。
手芸にしかできないこと。

反対に、
生きること死ぬことそして性。
それらが強く、また、微量に映し出される作品。
あるときそれは芸術作品になるんだなー。

でも、難しいことじゃなく
自由であれば、縛られなければ
型にはまることなく、
「わたし」を針と糸に映していけば、
そこに到達できるんだなー。


ここまでできるんだと、
針と糸の可能性はそれを持つ人によって
ここまで広がるんだと
心震え、嫉妬すら覚えました。


手芸がダメで芸術が良い、
って言ってるのではありません。

手芸も、工業製品も
多くのすばらしいものをこの目で見てきました。
一方で、「はっ?」って思うような
どーでもいい「げいじゅつさくひん」も
同じくこの目で見てきました。
(あ、私の好き嫌いです、あくまでも)

この展覧会で感じたのは
その表現方法の奔放さ、気軽さ。
それに心動かされました。

で、
つか、私もやれよ、って話です・笑。


庭園美術館は
建物内部も見所が一杯。
油断してたら見落としてしまう、
柱の細かい部分だのシャンデリアの細部だの。
この中での展示だったから
余計に良かったのかもしれません。

東京に行く機会があったら
渋谷よりも六本木よりも青山よりも
ここ、オススメです。


「Stitch by Stitch」は27日までですが
次の展覧会も素敵です。

「パリに咲いた古伊万里の華展」
10月はこれに行こうと思います。























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2009年9月20日 (日)

そうだ、美術館へ行こう

はなちゃん(犬)です。
Hana 口元、笑ってる。
「ししっ」って感じ?
じっとしていないので
なかなかピントが合わない。
奇跡の一枚でございます。

すくすく育っております。
可愛い盛りでございます。

歯がうずうずする時期なので
ものすごい咬みます。
咬むというより噛むだなあ。

しっぽちゃんも
手も足も本気で咬むので
私の手足は傷だらけ。

****

さて、昨日土曜日。
久しぶりの東京フリーデイ。
前回行った時も、Gンダム観て日帰りだったから
ほんと久しぶり。

仕事や懇親会が街中だったため
街歩きはもういいやって感じで
美術館めぐり。

Stich午前中は
東京庭園美術館の

「Stitch by Stitch ~針と糸で描くわたし」

この前ふくやま美術館に行った時に
ポスターを見て、行きたいと思ったもの。

このタイトルだけでもう
行かずにはいられない感じでしょ。

注目の清川あさみさんの
作品を生で観られるチャンスでもある。

それから、
かねてより一度訪れてみたかった
庭園美術館。

一粒で二度美味しい、
夢のような企画。


Photo 午後からはこちら。
世田谷美術館で開催中の

「オルセー美術館展
  ~パリのアール・ヌーヴォー~」

「19世紀末の華麗な技と工芸」
という副題が付いています。

この展覧会は
毎度おなじみ、地下鉄の吊広告より
情報を得る。

いやしかし、この吊広告。
私にとっては重要な情報源です。

そして芸術の秋、だからでしょうか、
行きたい展覧会が目白押し。

その中から今回はこれを選びました。

というのも
どちらの美術館も緑に囲まれた場所。
庭園美術館は、国立科学博物館の自然教育園に隣接。
鬱蒼とした森を背景に、旧朝香宮邸の庭園と建物。

一方、世田谷美術館。
2月にも訪れたここ、砧公園の中にある美術館。
こちらも、大きなケヤキのある広い公園。

なんか、緑の中に身を置きたかったようです。
とはいえ、ひとつだけでも消耗激しい展覧会観覧。
大丈夫なのかオレ?
ちゃんとじっくり最後まで見られるのか?
そんな不安も抱きつつ
けど、行っちゃえですよ。


まずは、「Stitch by Stitch ~針と糸で描くわたし」


庭園美術館までの道のりは
思いのほか遠く困難に満ちたものであった。
続く

(私のサザエさん並のそそっかしさのため
迷ったってだけの話である。)

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2009年9月13日 (日)

それでも私は高速バスに乗る

昨日とは打って変わって
さわやかな秋晴れ。

冬布団を洗濯し
シーツをかけかえる。
さっぱり。
安心して寒さを迎えられる。


***

さて、先週の金曜日
高速バスに乗って向かった先は
福山市。

ふくやま美術館で開催中の
エミール・ガレ展を観に。

思い立った時が行き時。
なので、少々しんどかったが
出勤よりも早く家を出る。

090904_08460001 このバス停。
ここから高速バスに乗ることが多い。

この土手の向こうは川。

ここの風景は
ものすごく好きだ。
ここから見る空の色は
格別だ。

なんて、
出発の高揚感を抱きながらも
バスに乗ったら即爆睡。


このエミール・ガレ展。
「陶器のジャポニズム
~フランスに花開く日本の美~」
というタイトルが付いている。

もう、直感で行かなきゃって
思っただけのことはありました。090904_10460001

全部で70点の主に陶器。
一つ一つを丹念に見るには
ちょうど良い数です。

そのどれもが繊細で美しく
大胆でユーモアにあふれている。

世に名を残す芸術家の作品は
そのどれもが繊細にして大胆。

その大胆さが強烈な個性であり
カリスマ性。
その繊細さが
ため息の出る美しさを生み出す。


多くの陶器の中に
仕事机や小卓などの木の製品が数点。
そのあまりの美しさ、すばらしさに
なんか自ずと涙が出る。

本当に心に響くものに出会うと
不思議ですねー、涙が出る。

その前から立ち去りがたく
気の済むまで何度も何度も
行きつ戻りつして観る。


前日観たガラスミュージアムと
対照的な展示でした。
一方では、職人の技、美。
一方ではエミール・ガレという人の美意識の固まり。
どちらもすばらしく、対照的ではあるけれど
美しく感動的なものでした。

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2009年8月15日 (土)

文化に触れる@益田

この1週間、毎日ヒョウ柄クロックス。
他の靴を履いていない。
(あ、講義の時はパンプスです)
いや~、楽。

そんな楽~(そして可愛い)なクロックスですが
島根2デイズの時に靴擦れ。
どんだけ歩いたかが計り知れるというものです。

益田~浜田は
食に触れ、文化に触れ、人に触れる2泊3日でした。
二日とも、夜な夜な地元の先生方と飲み会(おいっ)
日本海の魚を食しながら
ああ、まだ日本の教育も捨てたもんじゃないと思ったり。
まだ日本の中高生も捨てたもんじゃないと。

益田では
グラントワ、石見美術館で開催中の黒田清輝展に行きました。
講義終了後、その足で。

このグラントワ、建物も一見の価値あり。
総石州瓦の建物。
中庭に四角い池?四角く水がはってあります。

この展覧会も偶然に知ったもの。

夕方、広島から益田に到着後
趣味の商店街散歩に出かけ、
歩いて歩いたその先に、目を引く建物。
それがグラントワ。

近くに行ってみると「黒田清輝展」の看板。
これは行くしかないっしょ。

あ、ちなみに益田での収穫は
あの薔薇模様のパン1個。



黒田清輝の絵、初めて見たのは切手で。
「湖畔」の切手でした。
子供心にはそれはとても印象的だったのでしょう。
ずっと覚えています。

それから、アサヒグラフ別冊の美術特集。

学生の頃お付き合いしていた方が
古本屋で見つけたと、プレゼントしてくれました。
(今でも持ってます)

何で黒田清輝だったのか、
私は印象派の絵は好きで
美術館にもことあるごとに足を運んでいましたが
日本の画家はあまり目に入ってなかった。

だから、あ、切手の人だ。と思って・笑

きっと意味のある贈り物だったのでしょうが
私には伝わらなかった…。
ゴメンナサイ。

そんな甘酸っぱい思い出もある、
美術特集で見た沢山の絵画の実物を目の当たりに。

光、煌きみたいなもの、
絵の放つ透明感みたいなものが
実物ではあまり感じられなかった。
おそらく、書籍のなかの絵を
イメージを膨らませ、勝手に物語を描いたのでしょう。

それでも、
一枚の絵を描くその創作過程は
すざまじき執念、そんな印象すら受けました。

こうして実物に触れる機会を得、
これまでのちょっとしたエピソードも含め
何か、縁があるのだと思います。

グラントワを後にして、雪舟庭園を見に。
その後浜田へ。

***

Sippo1 Soppo2                                

         

         

お昼ね中のしっぽちゃん。

シャッター音で
おきてしまった。

すっかり元気になりました。
ぴょんぴょんしてます。


嬉しいと、
ぴょんぴょん弾みます。
ハイジのゆきちゃんみたいに。

2泊して帰った日、私を見て弾んでいました。

か、かわいい・・・。










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2009年3月29日 (日)

愛する心

090329_20470001 銀座松屋で開催中
中原淳一展「愛する心」

ひまわりやから届いた招待券
何よりも見たかった
淳一先生のお人形。
今回はそれも展示されると言う。

出張続きで出費もかさみ
かなりキビシイ。
おまけに、体もしんどい。
おまけに、しっぽちゃんも心配。

そんな中。


隣町のデパートにでも行くような感じで
銀座に到着。

入り口に貼られたポスターを見て
ドキドキする。
8階催事場に到着。
会場は、
大ベテランの乙女(私の母くらい)と、
ベテランの乙女たちで溢れている。
ほとんどが二人ないし三人連れ。
お友達同士、もしくは親子連れ。
ちらほらと、中堅どころの乙女(私)

一人で来ている旬乙女は
とても思いつめた表情で、作品を見つめる。
真剣なまなざしで、作品の全てを見ようと、
ひとつも逃さないという
そんな表情で、見つめる。

そして私も
思いつめた表情で
今にも泣き出しそうな表情で
見つめていたんだろうな。

ベテラン乙女たちは口々に
「懐かしいわねえ~」言い合いながら、
作品の前に立ち止まる。
「家にもあったはずなんだけど」
と言いながら、なぜか別の話になっている。
あそこの食事がおいしかったとか
ハルコさんが誘ってくれたとか…。

絵の前で立ち止まって
そんな女学生みたいな話が始まる。
ほほえましいなあ。

「このドレス、作ったのよ私」
「私も、似たようなのを作ったわ」
「ストライプを合わせるの、大変だったわよね」
って。ふふふ。
乙女たちは、洋裁を普通にお家でやっていたのね。
きっと、作った洋服を自慢しあったりして。

大ベテランもベテランも中堅どころも旬も
乙女たちはみんな、夢見るような心で
会場内にいたことでしょう。

会場は大盛況。
そして、客層を見越してか、
あちこちに設置された椅子も大盛況。
座り込んで、
そこでも、女学生たちの会話が(笑)

その当時のひまわりかそれいゆかの
付録であろうしおりや便箋を
交換し合う風景を見て、感動。
いやーーーん、大先輩。
すごいっす。
筋金入りの、淳一さまファン。


090329_20490001 すごく見たかった、
恋焦がれていたお人形。
写真でしか見たことの無いその姿を、
目の当たりにする。

そのブースに入った瞬間、


ああ。
ことばにならない。
立ち尽くす。

思ったよりも大胆で
思ったとおりの繊細な作品たち。

淳一さまのお人形は
シャンソン。
詩があり
唄があり
物語がある。
哀しみが、切なさが、胸を打つ。

ああ、これが見られただけでも
来て良かった。

涙、涙、涙。

多くの原画もどれも
筆先の動きが見えるようで
本当にすてき。
本当にすてき、なんて
こんなありきたりのことばしか浮かばないけど

淳一先生、
心から、ご尊敬申し上げます。

この日の私はなりきり淳一さまスタイル。
090329_13220001 オール3ねこ(笑)
発色の良い花柄ワンピ。
髪の毛もみつあみとか
作りこんだおだんご。

大ベテラン、
ベテラン乙女の方々に
ちらちら見られながら、
なりきり淳一スタイルは
颯爽と歩くのでした(笑)

この赤のベルト、
500円。

なのですが
ものすごく使える。

以前に買った3ねこワンピ
使ってみたら、すごく生きる。

いかがでしょう。
ご要望にお答えして、水玉ワンピも。

090329_13300002 090329_13250001
あらあら、
最後は3ねこ自慢に
なってしまいまいましたか?

銀座の休日
そのお話は少しだけ続く。









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